犀川河川敷緑地公園 2020年GW(1)の続きで、今年は金沢の街中は雪がほとんど降らなかったが、園内から富山県境方面を眺めると、遠くの山に残雪が見えた。地図上から調べてみると、よくわからないが「順尾山」、「大倉山」辺りか(?)
その右手にも残雪が残る山は見えたが、前方の山から少し見えた山はたぶん「加賀富士」といわれる「大門山」と思われるので、さらに右手の山は「見越山」、「奈良岳」、「大笠山」辺りか(?)
この公園の大桑橋入口付近に立派な「武士系近代和風住宅」の家があった。1階の屋根の勾配は緩く、その少し後方に2階の屋根がある。その下はどちらも漆喰壁に梁組が入った「アズマダチ」である。玄関前には木々があり、ごつごつしたお化け灯篭と大きな石が置かれていた。
他の2軒も「近代和風住宅」の家で、いくつかの入母屋の屋根があり、門構えは風流だが、土塀や屋根瓦、建物の壁は新しく改修されているようだ。
金沢の中心街からかなり離れているのに、このような古風な建物があるが、この3軒の建物はいつ頃建てられたものであろうか?
公園から大通りに沿って野田町方向に行くと、大きな坂があるがわりと新しい道路だろう。この大通りの両側にはピンクと白色が交互に「ハナミズキ」がきれいに咲いていた。
そして坂の上に上がると眺望がよく、市街や医王山、戸室山、キゴ山などが一望できる。犀川大橋辺りから見るのと距離、角度が少し違う山並みである。下側に見えるのは「市営大桑町住宅」である。
少し左側にはネットが張られた「花里ゴルフ練習場」やその後方に木々が生い茂っている高台は「小立野台地」が見える。
さらに上がると、角に洒落た建物があった。ここは「キッチンラベンダー」という店で、ランチからディナーもあり、食用のラベンダーを使用した料理なども取り揃えているという。本日はコロナウィルス対策により閉まっていたが、今は「パスタ」や「ピザ」などのテイクアウトもやっているらしい。