陸軍時代に弾薬庫があった場所で、前方の石垣側には説明板があるが、明治時代に陸軍が作ったレンガ造りのトンネルがある。金沢大学時代には、確かアーチェリーだったか射的部の練習場だったと思う。
本丸の中は、金沢大学の植物園になってから70年経つので森のようになっていて、高い木々も多い。秋には紅葉が大変きれいなところだ。
戦後の植物が多い中で、樹齢200年以上と言われる大きな「スダジイ」は江戸時代からのものである。
その脇に、ここの第九師団が旅順で活躍したといわれる「日露戦役記念碑」がある。
ソメイヨシノのそばに高い木に赤い葉ではなく花が付いている「ハナノキ」がある。
「辰巳櫓跡」から桜の向こうに兼六園の「瓢池」が見える。
「丑寅櫓跡」から兼六園の茶店方向を見る。ここからも桜の木がたくさん見える。
金沢城内の内堀沿いは一番の桜並木で、以前は桜のトンネルの回廊になっていたが、最近間引きしたようで少し見栄えが落ちたよう気がする。
写真の手前側に見える百年ぶりにアメリカから里帰りした「高峰桜」はまだ花が貧弱である。他に中村美術館そばなど金沢の数か所に植えられている。
「新丸」に見事に咲いている「ヤエベニシダレ」と「コシノヒガンザクラ」
他に「大手堀」付近に「ソメイヨシノや「ヒガンザクラ」、「オオヤマザクラ」など多くの桜が咲いている。