2018年4月15日日曜日

金沢城の桜2018(2)

金沢城の桜2018(1)の続きで、その後、本丸に入り「戍亥櫓跡」からは橋爪門、三の丸から卯辰山方向が一望でき、桜の木がちらほら見える。卯辰山の中に桜の木が連なって見える所があるが、一体どこなのだろう。



















陸軍時代に弾薬庫があった場所で、前方の石垣側には説明板があるが、明治時代に陸軍が作ったレンガ造りのトンネルがある。金沢大学時代には、確かアーチェリーだったか射的部の練習場だったと思う。



















本丸の中は、金沢大学の植物園になってから70年経つので森のようになっていて、高い木々も多い。秋には紅葉が大変きれいなところだ。



















戦後の植物が多い中で、樹齢200年以上と言われる大きな「スダジイ」は江戸時代からのものである。
























その脇に、ここの第九師団が旅順で活躍したといわれる「日露戦役記念碑」がある。



















ソメイヨシノのそばに高い木に赤い葉ではなく花が付いている「ハナノキ」がある。




















「辰巳櫓跡」から桜の向こうに兼六園の「瓢池」が見える。




















「辰巳櫓跡」から見る大乗寺山方向で、寺町台地の斜面には藩政期に、藩主たちが桜が見えるようにと多くの桜の木が植えられていたという。その名残でその後「桜橋」、「桜坂」、「桜畠」などの地名があった。




















「丑寅櫓跡」から兼六園の茶店方向を見る。ここからも桜の木がたくさん見える。




















木々の向こうのまだ残雪が残っている山並みに、「加賀富士」と言われる「大門山」や「奈良岳」、「大笠山」などが見える。金沢に帰ってから一度は登ってみたいと思っていた山だが、もう今では登れない。



















金沢城内の内堀沿いは一番の桜並木で、以前は桜のトンネルの回廊になっていたが、最近間引きしたようで少し見栄えが落ちたよう気がする。



















写真の手前側に見える百年ぶりにアメリカから里帰りした「高峰桜」はまだ花が貧弱である。他に中村美術館そばなど金沢の数か所に植えられている。



















「新丸」に見事に咲いている「ヤエベニシダレ」と「コシノヒガンザクラ」



















他に「大手堀」付近に「ソメイヨシノや「ヒガンザクラ」、「オオヤマザクラ」など多くの桜が咲いている。