今回は、金沢城の桜が満開になったので、見に行った。今年の桜の開花は、当初遅いのではと言われていたが、3月は非常に暖かく3月末に開花し、その後満開になるまで非常に早かった。兼六園の桜は何度も見ているが、金沢城の桜は、ゆっくり見るのは初めてではと思う。
北の丸付近のソメイヨシノとピンクの大きな花びら八重寒紅梅のコラボ
切手門前の見事なサトザクラの「タイハク」は、ソメイヨシノより少し遅咲き
切手門の中のすぐの所には、古木の立派なソメイヨシノが満開である。
玉泉院丸にあったツバキ
玉泉院丸庭園の入口に咲いていた八重寒紅梅
池の橋の近くに咲いていたピンクのシダレザクラ
玉泉院丸庭園のヤブツバキ
松坂門から二の丸に上がった所に咲いている高岡城から持ってきたという「タカオカコシンヒガンザクラ」
三十間長屋の裏の玉泉院丸庭園側に咲いていた「オオヤマザクラ」は、花弁の芯が赤色のヤマザクラ
白い花は「コブシ」で、遠目には白い鳥が一斉に飛び立とうというさまを思わせるという。秋には挙に似た実が割れて朱色の種子が現れる。
三十間長屋の前の大きな桜の「オオシマザクラ」は花弁の芯が茶色、そして遠くから見ると霞のように見えるという「カスミザクラ」はともにヤマザクラ
本丸に入る黒鉄門の石垣の傍にあった「ウワズミザクラ」は他の桜の花とは形が随分違うが、まだ小さく、わずかに見えた。