途中姫路城の「西の丸」の櫓が水堀の石垣の上に見えた。
「好古園」は姫路城西屋敷跡にある庭園で、姫路城を借景にして、姫路市制百周年を記念して造営され、平成4年に開園した池泉回遊式の日本庭園である。
昭和60年以来の発掘調査で確認された西御屋敷、武家屋敷跡、通路跡などの地割を活かした九つの趣の異なった庭園で構成されている。
「苗の庭」には江戸時代に栽培された園芸植物を育成する庭園という。
「茶の庭」には茶室を中心に、飛び石、蹲、灯篭、腰掛待合室などが配置されていた、
「流れの平庭」は曲水となっていて流れも緩やかで、周りに松や紅葉した木々などが見事に生えていた。
「松の庭」は瀬戸内地方のアカマツ林をイメージした庭だそうです。
「竹の庭」には15種類の竹類を植栽した庭園で中央に八角の和傘をイメージした四阿が配置されている。
「築山池泉の庭」にはモミジやクロマツなどが映える典型的な日本庭園で、池の北側には亀を、南側には鶴をイメージした岩島を配置しているという。向こうの方には姫路城の櫓が見える。