ズワイガニが11月6日に解禁になったので、7日に売りはじめということで、近江町市場がどんな雰囲気なのか見に行った。午前11時ごろになったが、市場内は既に多くの人がいた。
カニ汁が200円で振舞われていておいしそうだったので食べたかったが、長い行列ができていたので諦めた。
早速、カニを売っている店がたくさんあり、「大口水産」や「大松水産」などを見て廻った。
「大口水産」の角のところに「香箱が二」(ズワイガニの雌)が山済みされており、お客さんが競争しあって必死になっておいしそうなものを選び出していた。
威勢のいい若い女性売り子の「さあ、うまいよ!!、安いよ!!」の声が聞こえ、活気があった。
別のコーナでは、青いタグをつけた高い「加能ガニ」(ズワイガニの雄)が並んでいた。
ちなみに「加能ガニ」は石川県の船が捕獲したズワイガニのことを言い、「越前ガニ」は福井県、「松葉ガニ」は島根や鳥取県の船が捕獲したカニをいう。どれも同じズワイガニなので味は同じであるが、「加能ガニ」のブランド名は数年前に付けられたので、「越前ガニ」や「松葉ガニ」ほど名前が知られてないようであるが、大変おいしいので是非食べてほしいものである。
「忠村水産」では鯛などの大きな、新鮮な魚が並んでいた。
果物屋では、艶のよい柿やりんご、ぶどうなどが並んでいた。
また、八百屋ではおいしそうな「マツタケ」や地元の「加賀野菜」15品目のうちの「つるまめ」、「春菊」、「金時草」、「源助だいこん」などが並んでいた。
レンコン汁の「はす蒸し」は私の大好物であるが、今が旬の「加賀れんこん」も多く並んでいた。特に小坂・河北潟地区のものは、肉質が緻密で雪肌のように白いという。
カニはもう少し経ってから買うつもりで来たが、たくさん並んでいるのを見ると食べたくなり、小ぶりで安めの「加能ガニ」1ぱいと「香箱ガ二」6はいを買ってしまった。
また、珍味の試食を勧められて飲みたくなり、お酒のつまみに「アマエビ」と「イカ」の塩辛も買ってしまった。ちょっと買いすぎた。
駐車場には、大阪や名古屋方面から来た大型バスが何台か並んでいた。「カニツアー」であろうか?
ちなみに「加能ガニ」は3月、「香箱ガ二」は今年の12月までしか漁獲できないということだから早めに。