手取ジオパーク巡り(5)白山比咩神社①の続きで、さらに境内を歩く。
「手取川」の案内板があり、白山山系を源とするわが国有数の急流を持つ県内随一の河川で、飲み水や水力発電、農業用水などに石川県の多くの市町村に供給されている。
旧社地は前回のブログで紹介した「旧加賀一の宮駅」の近くの古宮公園安久涛の森にあったが、1480(文明12)年たいかによって大伽藍が消失した後、現在地に鎮座したという。現在は全国に三千余りの「白山神社」の総本山である。
白山を水源として「九頭竜川」、「長良川」、「庄川」といった大河が、各地の県に注がれている。万年雪を持つ白山は四方に向かい、各々の平野を潤す。白山が平野部から信仰される第一は恵の水を与えてくれることだという。
三つの鳥居をくぐった後、「神門」がある。
「遊神殿」は、参拝者の受付、控室、休憩所などに利用されている。私の以前の車はここで祈祷してもらった。