今回は、コロナ禍の旅行自粛も緩まり、10月末ごろに3年ぶりくらいで東京に行った。
品川付近に約10年間くらい住んだので、久しぶりに東京の空気を吸いたかったのと、当時の近所の人と久しぶりに会うため、品川周辺がどいう風に変わったか見たいと思い出かけた。
まず、五反田駅付近で知り合いにあった後、そこから5,6分で歩いて行ける池田山にある「ねむの木公園」に行った。実はこの庭は上皇后美智子様がご成婚までを過ごされた、正田邸の跡地である。
約200坪の庭園には、約60種類の草花、50本の樹木が植えられている。池田山の閑静な雰囲気に溶け込んだ、ほっと心が和むお庭だという。
ねむの木の後ろの下側が茶色で上がカラスのものは、正田邸の暖炉をモチーフにしたガス灯である。夜間にはこのガス燈が灯り、庭を照らすという。
周辺に住宅地図があって、この庭の裏には「正田」と描かれていたが、美智子様の親族の家であろうか?
「白樺の木」が植えられていたが、白樺の木にちなんだ和歌が描かれていた。
こちらには多くのきれいな花が咲いており、ガラス板の向こうにも樹木や花がいっぱいある。
上皇両殿下陛が傘樹記念に植えた「タラヨウの木」があったが、両殿下が和歌を古くから愛されたことから、古くから葉の裏に文字を書いて「はがきの木」として使われた木である。
赤い「サルビア」の花が咲いていた。
こちらには、「プリンセスミチコ」の札が建てられていた。奥に見えるのグループは近所を散歩するシニアの人達であろうか?ガイドの人がこの庭を説明していた。
近くには今話題のウクライナの隣国の「ベラルーシ共和国」の大使館があった。