町家周遊ツアー 材木町界隈(1)越村邸 ディキシット邸の続きで、その後、横山町の町屋ゲストハウスに入った。道路から見る家の姿は、典型的な金沢町家スタイルである。1階は格子戸になっているし、2階は格子窓そしてサガリの袖壁、カゼガエシがついている。玄関には格子デザインの暖簾が掛かっていた。
トオリニワの上のほうは吹き抜けになっていて、上からの明り取りになっている。
茶の間の向こうには、お座敷がありきちっとした床の間がある。この辺りは「兼六園」に近いので、金沢の古民家に泊まってみたい外人観光客向けのリーズナブルなゲストハウスなのだろうか。
その後小姓町方向に行くと屋根が銅板で、木戸に面白い透かし彫りになっている風流な門がある町家があった。ここはレストラン&イン「睦」と描かれた看板がかかっていたが、やはり観光客目当て宿泊施設だ。
すぐ近くに珍しく背の高い木造2階建てで、窓の形もレトロな建物があったが、古い病院のように見えたが(?)