2019年12月8日日曜日

北信越ドライブ(5)野沢温泉②

北信越ドライブ(4)野沢温泉①の続きで、さらに「野沢温泉」をぶらりと歩いた。所々から温泉が出るので、「足湯」などが楽しめる所がある。



















ミニ温泉広場「湯らり」では、「足湯」や「歩行浴」で手軽に温泉を楽しめる無料の施設で、土産店などで生卵を購入すると温泉卵を作ることができるという。ここで少し足湯につかると、じわっと暖かくなり気持ちよかった。



















90℃以上の湯が湧き出す「野沢温泉」には源泉が30余りあるが、ここだけで5つの源泉(大釜・茹釜・丸釜・竹伸釜・下釜)が湧き出している「麻釜」(おがま)がある。



















 地域の人達が山菜や卵を茹でる姿が見られ、今でも「野沢菜の台所」として利用されているという。




















麻釜の近くにある「麻釜温泉公園 ふるさとの湯」は湯屋建築で、内湯は麻釜であつ湯とぬる湯がある。そして外湯は真湯の源泉を引いていて、唯一の露天風呂とシャワーを備えた混浴施設で、人気のスポットなっているという。




















また近くの物産展では、自家製の野沢菜漬けが評判で、その他に地元で採れた新鮮な山菜やキノコ類、和雑貨なども並んでいる。この日は「ぜんまい」や「なめこ」などがお買い得だった。近くに「菜っ葉カフェ」という面白そうな名前のところがあり、ここならではの野沢菜を使ったメニューなどがあるという。




























お土産として買った「ぜんまい」と「野沢菜」



















さらに歩くと、「麻釜観世音 湯山の郷 文学碑」として「野沢温泉」に立ち寄った文学者たちの詩句を刻んだ石碑が並んでいた。



















私の名前が知っている作者では「斎藤茂吉」が「良寛」の講演の折にここに立ち寄り「野沢温泉」についての作品を描いている。また、与謝野鉄幹・晶子夫妻はお忍びで「野沢温泉」に逗留した際の詩句が綴られていた。