2015年11月18日水曜日

金沢マラソン2015

初めてのフルマラソンになる「金沢マラソン2015」が開催された。金沢の町中を12、000人の参加者のマラソンはどうなることか非常に気になっていた。
周りでいろいろ聞いたら「フルマラソンは走ったことがないので不安だ。でも金沢で初めてやるマラソンに何としても出たい」という人が多かったようだ。気持ちはよく分かる。私もできる事なら出たいが、とても無理だ。私くらいの年齢の人も多く出ているようで、最高齢は86歳というからすごい。
コースは下図どおりで、金沢の町中をほとんど網羅しているようだ。ランナーは金沢の町中の景色がどんな風に見えるか興味がある。

http://www.kanazawa-marathon.jp/com/img/course/img_01_b_0216.gifより

スタート前は自分の家付近はひどい雨だったが、9時ごろになるとすっきりやみだした。
早速私は、自分の家から一番近い「泉ヶ丘通り」の円光寺付近へひと目見ようと足早に歩いていった。通りの手前で警備員に止められ曲がる車が何台かいた。あれだけ報道していても知らない人がいるものだ。通りに着い時にはまだランナーは来ていなかった。
9時30分ごろであろうか、トップの選手が来たのでカメラを撮ろうとしたが先導のバイクで見えなく、すぐ近くで姿が見えてシャッターを切ったが、時間遅れでトップランナーは写っていなかった。その後、かなりの時間が経ってからトップ集団が来た。




















その後は、続々とランナーが走っていく。沿道の人たちが「ガンバレー」の声援をしきりに送っていた。20~30分見ていたが、同じ光景を見ていてもしょうがないと思い、家に帰ることにした。途中ヘリコプターの音が聞こえ、見上げると2,3台飛んでいた。金沢の上空でヘリコプターを見るのは、あの新幹線開通日(3月14日)以来である。上空からの町の様子を撮影をしているのだろう。




















家に帰って、早速テレビで「金沢マラソン」の放映を見た。いつも見慣れた広阪通り、金沢駅周辺、石川門周辺の通りがランナーで埋め尽くされている光景は異様な感じがした。




















東山付近では和菓子が振舞われ「落雁」や「きんつば」などが並べられていたという。金沢らしい趣向だ。他の場所では、石川県米を使った「おにぎり」や「金沢カレー」、そして「五郎島金時のさつまいも」などが振舞われたという。
百万石和菓子スポット(以下すべて、金沢マラソン フェイスブックより)


http://j-town.net/images/2015/quote-all/town208649_pho1.jpgより
また、小坂付近では伝統芸能の「加賀鳶の梯子のぼり」や木越付近では「加賀獅子舞」が披露され
このイベントを盛り上げていた。

午後になってもう一度見たいと思って、交通規制を避けてどこで見ようか考えた末、車でイオンタウン示野まで行って、松村3丁目で見ることにした。




















ここでも沿道にメガホンを持って「ガンバレー」や「あと2,3キロよ」の声援が飛んでいた。大勢のランナーが来るので、知っている人を探すのは大変だし、何時間も待っている人もいただろう。目立つように被り物をしたり、変わった服装などした人が結構いた。中にはポールにビデオカメラを持って走っている人もいた。ユーチューブでリアルタイムで沿道の風景を流しているのだろうか?








































後でテレビや新聞などで知ったが、ランナーにとっては途切れない沿道の声援が非常に励みになったということや、沿道の人とのハイタッチが元気をもらったと言っていた。




















完走をした知り合いの人に感想を聞いたところ、出発前の激しい雨は大変だったらしい。東山で和菓子を食べようとしたがもうなかったらしい。県外から来たランナーがいくつも持っていき、ポケットに入れて走りながら食べる人もいたらしい。結局、おにぎりも金沢カレーも終わっていて6時間以上走ったので、お腹がすいてしんどかったと聞いた。
でも参加者はそれぞれ楽しみながら、達成感や感激があり、よい体験したと思う。

いずれにしても時折雨模様の中、初めての金沢マラソンで大きなトラブルもなく終わって、山野市長をはじめ関係者と多くのボランティアで手伝ってくれた方々はご苦労様でした。
次は、今回は初めてのことで課題がいろいろあったと思いますが、改善してよりよい大会にしてもらいたいものだ。