2014年2月11日火曜日

金沢城・兼六園の雪のライトアップ

この冬、金沢は12月、1月と雪がほとんど降らなく、家の前の除雪も1回しかやっていなかったが、昨日と今日は寒波襲来でようやく10~15cmの雪が積もった。
それで今回は金沢城・兼六園の雪のライトアップを見に行った。(2月6日)




















夕暮れ時で、金沢城の石川門の前の石川橋を渡っていると、大量のカラスが飛んでいた。前から金沢城の森の中にカラスの寝床があることは知っていたが、こんなにたくさん飛んでいると不気味な感じだ。昔の「ヒッチコック」の映画の「鳥」を思い出した。最近は温暖化のせいか九州地方にいる種類のカラスもいるらしい。




















石川門は搦め手門(裏門)であるが、今は金沢城のシンボルである。








































三の丸から橋爪門、五十間長屋、菱櫓、河北門を見た。橋爪門は今、改装中で裏の方はテントがかけられていた。








































続いて、兼六園のほうに行った。ここから眺める、金沢城および高石垣ははいつ見てもすばらしい。








































兼六園は昼間有料であるが、ライトアップのときは無料である。桂坂口は閉じられていたので、蓮池門口から入った。
足元も暗く、雪道は凍っていたので恐る恐る歩いた。日本最古の噴水もいつもと違うように見え、寒そうだ。




















兼六園のシンボルのことじ灯篭付近はやはり人がいっぱいで、その前にある虹橋を渡る際は足を踏み外さないように気をつけて歩いた。ことじ灯篭は借景となる霞が池、蓬莱島や内橋亭が暗くてよく見えないので、昼間見るほうがよさそうだ。




















兼六園のライトアップの最大の見所は、雪吊された「唐崎の松」である。ここはさらに多くの人が集まっており、カメラを撮る人でいっぱいだった。
暗くてよく分からないが、言葉からすると日本人ではなく、「春節」休みの中国人や雪が降らない国の台湾人であろうか?中国人は去年に比べて今年の「春節」休みに日本に観光に来た人が非常に多いと新聞で読んだ。「政治と旅行は別」ということらしい。
三脚を立てた立派なカメラで慎重に場所を選びながら撮っている人も多くいた。




















前の池に映っているのもカメラで撮れた。




















月見灯篭と雪吊




















雪のかぶった名木のライトアップも美しかった。








































「さざえ山」に上って霞が池、雪吊の唐崎の松も見た。さざえ山の階段は特に滑らないように慎重に歩いた。




















蓮池庭では「海石塔」はきれいに見えたが、「翠滝」は暗くて見えなかった。「瓢池」は半分氷がはっていた。




















このライトアップのイベントは冬だけでなく、桜や紅葉の季節にも開催されている。昼間に見る景色とまったく違った趣があるので、また是非来たいと思っている。
そして今、金沢の中にライトアップされた観光スポット(レトロな建物や町並みなど)があり見所がたくさんあり、「ライトアップツアー」や金沢を巡回する「金沢ライトアップバス」も運行されている。是非多くの人に金沢の夜景を堪能してもらいたいものである。

今日の散歩時間1時間20分、歩数5200歩でした。

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