2013年7月18日木曜日

東山(2)茶屋街

前回の続きで、メインストリート沿いの「今日香」という店には、お箸、お椀、
お香、手ぬぐいなどの女性に人気がありそうなかわいい小物雑貨が並べ
てあった。








































このような店がこの付近に角の「鶴亀」など何軒かあった。




















また、金沢は和菓子が有名であるが、きんつばの「中田屋」、しばふねの
「小出」などの店があった。
特に、「森八」はこの付近に店を三軒構えていた。新幹線を見据えて、「東山」
に勝負をかけているのであろうか。
お菓子を売る店、器と一緒にお菓子を並べている店、お抹茶などをいただける
茶房の店があった。
器の店は森八の和菓子と九谷焼作家の最初の人間国宝である徳田八十吉を
コラボした店だという。森八のお菓子と徳田八十吉の作品が並べてあった。




















三代の徳田八十吉は今までの九谷焼の絵画的なものと違い、色釉(いろゆう)
だけで彩った独特な味わいがある。黄、緑、青。紺青の配列がすばらしい。
現在は、三代の娘さんが四代徳田八十吉を継いで女性の感性を取り入れた
作品をだしている。今後楽しみである。
















「ふるさと人物伝」より



茶房(森八)でコーヒーセットを頼み、一服した。このテーブルに「金沢城下町絵図」
の加賀八家、人持組、足軽、町地、社寺地などで色分けしてある面白い地図が
あったので、1枚買った。前からこういう地図が欲しかった。








































ちょうど氷室饅頭の季節だったので、ここで買った。
氷室饅頭は金沢伝統のお菓子で、5代綱紀のころ、片町の菓子店が
作ったのが始まりといわれている。
この時期に食べると1年間無病息災でいられるといわれている。




















他に、加賀麩の「不室屋」、「宮田」も店を構えていた。

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