「花嫁のれん展」を見た後、「 一本杉通」へ行った。ここは、七尾駅前を流れる御祓(みそぎ)川に架かる赤い欄干の仙対橋から桜川の小島橋までのやく500mのまっすぐな通りで、行く600年以上の歴史があるという。この 一本杉通には、50店舗あまりの店が立ち並び、建物は主に寄棟造の町屋で、国登録有形文化財に指定されており、当時の面影を残している。
「鳥居醤油店」は藩政時代から続く商家が明治38年に焼失したが、明治41年に再建された。それで耐火に強い黒い漆喰の土蔵造りで国指定有形文化財の建物である。店前のかかる暖簾には、篆刻で「鳥居」と神社の⛩マークが入っていた。
昆布処海産物「しら井」は、各種昆布と能登の海藻などを販売している。この店は、つい最近まで金沢の東山にも店を出していた。私もそこで「昆布巻き」を買ったことがある。
北海道「知床」で採れた長い立派な羅臼昆布が展示されていた。
明治初期創業で、植物油をろうに、和紙を灯芯の持ち入る伝統製法を継ぐ和ろうそく製造元である。
「七尾フィッシャーマンズ」付近の七尾湾の前で見たかごめの会合の風景