動物園の入口まで、坂を上がっていく途中だんだん暗くなり、あちこちにイルミネーションがきれいに輝いていた。
正面ゲート前にはプロジェクションマッピング「いのちのほし」は大きな球体にスクリーンに、時には映像や音楽とともにいろいろな動物たちも映し出すという。
入口での切符売り場ではそんなに待たなく入ることができた。駐車場に車がたくさんあったが、明るいうちからすでに入っている人も多いのだろう。
大きな丸いアクリルの囲いの中には、自然な海や大きな岩を表し、「アシカやアザラシ」が泳いでいて、多くの親子連れが見ていた。
このアザラシは「バイカル湖のアザラシ」だという。バイカル湖といえば、透明度で世界ナンバーワンのきれいな湖で「ガラパゴス諸島」と同じように、多くの動物が生息している所だ。湖畔の町「イルクーツク市」は金沢市と姉妹都市となっている。一度は行ってみたいところだが。
昼間は非常に暑くて動物園内に人も少ないだろうが、夜にはいくらか涼しくなった。それでも熱いので、各箇所に涼しげな色のついたミストが出ていた。
「サルたちの森」では、しっぽが縞々の「ワキオキツネザル」が素早く動いていた。
「テナガザル」は、檻や木々の間を長い手で上手に渡っていた。
ウサギとカンガルーをかけ合わせたような小動物
レッサーパンダは、竹や果実を食べる雑食動物で、うんちは竹の繊維を含んだ濃い緑色で、お茶の葉のようなさわやかな香りがするという。肉食動物のライオンなどの糞はとても臭いという。