2017年9月6日水曜日

近江町市場 底引き解禁

今回は、昨日底引き解禁され、今日、石川県近海から水揚げされた初物が出てくるということで近江町市場へ見に行った。今年はしけで出漁が2日遅れとなり、ようやく今日店頭に並んだ。さすがにお客さんもいつもより多いようで、初物の魚を品さだめしていた。




















底引き解禁の時のお目当てと言えばやはり「甘えび」であろう。大きな子を持った、ぷりぷりの「甘えび」がたくさん並んでいた。
金沢の魚貝類の王様と言えば、「甘えび」、「カニ」、「寒ブリ」だが、今の時期は、そのうちの「甘えび」に限る。




















他にも、やはり近海で獲れたおいしそうな「ハタハタ」、「アカラ八目」




















「メギス」、「クチボソガレイ」もたくさん並んでいた。




















「小鯛」、「ササガレイ」も石川産が並んでいる。ちなみに同じ魚でも石川県の漁船が獲ったものは石川産、福井県の漁船が獲ったものは福井産になるという。




















「アンコウ」も並んでいたが、この薄気味な姿の魚は家で食べたことはない。昔、居酒屋で「アンコウ鍋」として食べたことはあるが。


























八百屋の前には、所狭しと多くの種類の野菜が並べられていた。「加賀野菜」に認定されている「打木赤皮甘栗かぼちゃ」、「五郎島金時」、「加賀れんこん」なども見える。




















果物屋では、梨、桃、ぶどう、メロン、みかんなどが並べられていた。
特に梨は、石川県産の新品種梨の「加賀しずく」が、特産品に認定され、先日「初セリ」が行われ、1パック(4個入り)が15万円のプレミアム価格がついて話題になった。大玉で糖度が高いものが「加賀しずく」として認定されるという。一度食べてみたいものだ。




















近江町市場の中にある老舗の花屋さん




















その場で食べさせてくれる観光客に人気の「岩ガキ」




















今回は、「甘えび」と「メギス」を買って、甘えびは刺身で、メギスは塩ゆでしたものを家で食べたが、新鮮な青い子持ちの大ぶりな甘えびとメギスは非常においしく、ビールもいつもより進んでしまった。近くのマーケットで買うより、新鮮でおいしい魚が食べられる。たまには近江町市場まで買いに行かなくては。