東京藝術大学卒業生が中心の和楽器オーケストラの「あいおい」というグループの演奏で、筝、尺八、十七絃の和楽器でのコンサートである。十七絃は十七の絃を持つ筝で、邦楽演奏の低音域を担当するという。
1曲終わった後でメンバー一人ひとりの紹介があった。
玉泉院丸庭園の池や木々、橋、石垣そして三十間長屋がライトアップされていた。
曲が変わると、石垣などのライトアップの色が茶色からブルーに変わった。
水の音が聞こえる「段落ちの滝」もライトアップされはっきりわかった。
最後にシンセサイザーが加わり、「春 さくら」?の曲になりライトアップの色もいろいろ変化した。
約20分の演奏だったが、幻想的な雰囲気の中での生演奏は普段のライロアップの時とは違ったムードになり、良い体験ができた。
この日は、ゴールデンウィークの中の平日ということもあってか、思ったより人が少なかったので、落ち着いて見ることができた。外国人などもちらほらいたが、この光景をどう思ったか印象を聞きたかった。
帰りに見たライトアップされた「しいのき迎賓館」。レストランなどがある裏側は、まだ煌々と明かりが付いていた。
レンガ造りの「石川四高記念館」のライトアップ