2022年5月18日水曜日

城北通(5)旧高道町

 城北通(4)旧金屋町の続きで、さらに鳴和方向に歩くと、向こうの方は少し蛇行していて先が見えない。

























この辺りの店は、昔からやっている店が所々に開いている。こちらは加賀銘菓の「越野菓子店」で、「加賀御紋」や「香我」などの和菓子が並べられていた。



















こちらは「窯元 文七」という店で、「大樋焼」の湯飲み茶碗や花瓶など渋い感じの焼き物が並べられていた。



















そして「旧高道町」の標柱が立っていた。「藩政初期の北陸道は、現道路よりやや西にあったいまの道が山側で高いところを通ったので、この名で呼ばれるようになった」とあった。
























「城北通」の大通りにあるこの辺りの山側の小路は何本かあるが、どれも入口から坂になっている。そしてその先は「卯辰山寺院群」でお寺が多くあるところである。こちらの右手には「蓮覚寺」が見える。
























そしてこちらの小路の先には「心蓮社」がある。



















こちらの小路の先は「飴買い幽霊」で有名な「光覚寺」がある。











 












この小路の向かいには、この辺りでは珍しい新しい立派な店があった。看板には「創業150年 越中屋・越田商店」とあったが、明治時代から質屋などをやっていたようだ。



















その先を歩くと「中谷肉店」の店があるが、以前はこちらの店で老夫婦だけで肉を売っていたが、今は別の所でその息子たちが中心となって売っている所がある。「ここの肉はうまい」と我が家では評判で、孫の誕生日などに「すきやき」などやる時に、わざわざここまで買いに来ていた。
























昨年の暮れに、その新しい店がある神宮寺の「NIKUO」の店に、私がおせち用の肉を買いに行った時に写したもの。店の建物の外観も素晴らしく、以前の店とはすっかり変わっていた。



















店内は広々として、ウィンドーの中にはおいしそうな赤い生肉が並べられていた。



















店の奥には肉の作業場があり、何人もの人が忙しそうに働いており、店内もすっかり変わっていた。