この日も、ピアノを含めた管弦楽団員たちが練習をしていた。
連なったレンガ棟の奥に「里山の家」という大正時代に金沢市郊外に建てられた古い農家を移築された建物がある。ここは、多目的な文化活動に活動できる施設である。
この日は、シニアの「ギター弾き語り」のグループが練習していた。囲炉裏のある(今回は塞がれていたが)「オエ」で心地よいメロディーが聞こえ、ちょっとふすまを開けると「どうぞお入りください」といわれたので、私も一時期かじっていたことがあるので30分ほど聞かせてもらった。ここで月に2回練習をやっているらしく、非常にうまく人前でもよく演奏しているようだった。
床の間に掛け軸や生け花が飾られている素晴らしいお座敷には、グループのギターが置かれていた。
「大和町広場」の入り口の左側に「事務所棟」があるが、この建物は外観から見るとレトロなものなので「旧大和紡績」から建っているものだろう。もちろんここも改装された所とそのままの所があるらしい。
1階は「芸術村」の受付をやっている事務所や研修室があり、2階には広い和室があり、ここでは今日は、子供たちの演劇の練習をしていた。
このフロアや階段、窓などはかなり古そうだ。
入口の右側には洒落たレンガ造りの建物があるが、ここはカフェとイタリアンレストランとなっている「れんが亭」である。以前に打ち合わせなどで何度か利用したことがある。