今日(4月24日)に兼六園の近くに来たので、遅咲き桜がどうなっているか見に来た。
噴水近くの「楊貴妃」は、ソメイヨシノから1週間遅れて満開になるというからから、すでに峠を越えていてかなり散っていたが、まだそれでも見ごたえがあった。
サトザクラの一品種で、八重桜で花が大きく淡紅色である。しかしもっと美しく見るためには、やはりもっと前に見に来なければならない。
寄観亭の前の「カンザン」も同じく「サトザクラ」で、八重桜の代表的なものだという。写真を撮る外国人でいっぱいだ。
「ソメイヨシノ」と違って、紅がかったピンク色の大きな花で見ごたえがあった。
「兼六園菊桜」は2代目で、2本あるうちの前からあったものは、上の方と真ん中あたりだけに咲いていた。
今年、ここに植えたばかりのものは、まだ花が小さかった。「地蔵堂」近くの茶店の人に言わせると「古いのはもうあまり咲かないのでは」言っていたし、新しく植えたものは「来年かもう少し経たないときれいに咲かないのでは」と言っていた。
「旭桜」や「兼六園熊谷桜」はもうすでに散っていた。
「千歳橋」や「花見橋」付近の曲水にはすこし「カキツバタ」が咲いていた。
「明治記念之標」の裏にある「フゲンゾウ」も淡ピンク色の八重桜で、これも見事に咲いていた。
その近くにある「ウコン」はもう峠を過ぎたと思われるが、花はサトザクラとしては珍しい淡黄緑色である。
金沢城の五十間長屋、橋爪門付近には、赤、ピンク、白色などの「ツツジ」がきれいに咲いていた。
いつもはゴールデンウィークごろに咲いているが、今年は少し早いようだ。
「お堀通り」の「新丸」方向には深紅のツツジも咲いていた。
いろいろの桜の満開時期を見過ごしてしまったが、ソメヨシノの満開の時と今日の中間の時期に、一度見に来ればよかったのに残念である。