2026年3月25日水曜日

山中温泉(2)絈野の大杉 八幡神社

 山中温泉(1)街並み 久谷磁器窯跡 久谷ダムの続きで、次に山中温泉の方向に戻ると、神社があり、そこに「昭和天皇行幸」の標柱がたっていたが、これは第2回国体が金沢であった折に立ち寄ったという。そして「天然記念物 絈野の大杉」の看板が掲げられていたので入ることにした。



















木で作られた橋のような参道を渡った。

























「絈野郷の由来」についての案内板があった。



















樹齢2300年と伝えられている御神木で、国の天然記念物となっている。幹の周囲は11m、高さ54mという巨木で、見上げると空いっぱいに緑の葉が広がっている。





































橋の両側に大きな春日灯篭が据えられ、その先に本殿がある。


















本殿前には「菅原神社」の扁額がかかっているので「菅原道真」を祀っているのであろう。太いしめ縄が掛けられている。


















本殿前には左右に珍しく参道に向けて縦長と横長の二つの狛犬が置かれていた。右側が口の開いた吽形で、左側が口の閉じた阿形である。
































「菅原神社」の前の通りの反対側を歩くと、小さな町並みの中に「八幡神社」がある。
創立は年代不詳で、ここの拝殿は天保15年に建立され、明治8年に「八幡社」に改名したという。
























この神社にも天然記念物の大杉があり、河岸段丘上に成立した菅谷集落の神域内に、神木としてこの大杉がある。俗に「菅谷の三又すぎ」と言われ、樹高38.5mで、地上3.85mのところで三つに分かれ、ほぼ同じ太さの3幹となっている。上の方は四方八方に8から10m広がっており、その美しさを讃えられている。伝説として面白い話が残っている。
昔々、村人たちは大杉を伐って帆柱にしようと相談したが、翌日、お宮さんへ行ってみると、三つの枝に別れ、帆柱にならない杉になっていてという。










































こちらの両側の置かれている狛犬は下方に子供を抱いている。
























拝殿前には金色に縁どられた「八幡神社」の扁額があり、正面扉には2羽の鳩の紋が付いており、側面には菊の花などが刻まれてた立派な扉である。




















境内には五重の石塔などが置かれている。
























こちらは「千歳を継ぐ二代三又杉」と立札が立っている。
























さらに「山中温泉」に向かって走っていると「道の駅」の横に古い電車が展示されていた。
明治33年から昭和46年まで大聖寺~山中温泉間を電車が走っていた。この「しらさぎ」という電車は、昭和38年製造で、日本初のアルミ車体の電車だそうだ。当時はロマンスカーとして観光客や大勢の通勤・通学者に親しまれたという。