前回の続きで、飯盛山から会津若松市内の有名なストリートの「野口英世青春通り」に行った。
ここの通りに、英世が少年時代に手のやけどをした時に手術を受けたという「旧会陽医院」があった。医学を目指すきっかけとなったところだ。
ここの2階に上がると、英世が10代の2~3年間を過ごしたという部屋があり、愛用した椅子、テーブルやその他の資料などが並べられていた。
また、1階は改造してしゃれた喫茶店の「会津壱番館」になっていて、ここで自家焙煎コーヒーと手作りのケーキを頂き一服した。
その隣には、これもまたレトロな蔵を改造したような雑貨店があった。
再び、「七日町通り」に出て歩くと両側に、やはり蔵作りの建物や明治・大正時代の洋館などを利用したショップやカフェが並んでいた。
ここにも「昭和なつかし館」があり、入った。
また、その斜め向かいには大正時代に建てられた土蔵造りのひときわ目に付く立派な洋館の中に創業300年という「白木屋漆器店」があった。会津塗りのしゃれた漆器が多く並べられており、わが地元の輪島塗とは工程などやり方が違うであろうが、よく似た高級感のある漆器だ。
その他、会津藩御用達の老舗酒造も古めかしい建物であった。縞柄模様が特徴の手作り会津木綿グッズの店は女性客でにぎわっていた。
会津若松でまだまだ見たいところも多くあったが、とても午後半日では廻れなかった。
夜はホテルで紹介してもらった居酒屋に入り、会津料理である桜のような色鮮やかな馬刺しと伝統芸能の装束に似ていることから名がついたという「味噌田楽」の豆腐やこんにゃくなどで一杯飲んだ。
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