2018 東京(2)の続きで、その後 公園内から「上野駅」方向に戻り、今話題の「西郷隆盛」の銅像を見に行った。激動の幕末維新を生きた、今最も話題の人物で、私もいつも楽しく「大河ドラマ」を見ている。写真を撮らせなかった人で、西南戦争で亡くなった後も西郷生存説、西郷替え玉説もあり、「西郷の首」伝説は百年もの間、謎に包まれていたが、金沢で発見された石川県の軍人「千田登文」の「履歴書」に「西郷の首」について描かれていたことについて、後日、もっと詳しく紹介したい。
「西郷隆盛」の銅像は西南戦争でなくなった後、明治天皇より賊名を解かれ、正三位を追贈され、旧友の吉井友美が同志とともに建立を計画し、明治30年に竣工されたという。
すぐ近くに「清水観音堂」がある。ここは、寛永寺を開創した天海僧正が京都の清水寺を模して造られたという。本堂の正面を舞台造りにして、不忍池の景色を眺められるようにして作られているという。
ここに、清水寺から奉納されたという千手観音像が本尊となっている。
不忍池の畔の「京成上野駅」に近いところに「下町風俗資料館」があるということで、そちらの方へ行ったが、今日月曜日は残念ながら閉館だった。江戸時代の下町の一般庶民の生活ぶりが分かるという。四季折々の風習、例えば、花見の様子、七夕、お盆などのしきたりやに展示されているという。金沢の風習とどう違うのか見たかったものだ。
不忍池は蓮の葉が大きくなっていて、池の水が全く見えなかった。ピンクの蓮の花は、まだツボミのものが多かったが、花が大きそうで、咲き誇った時は見事だと思う。
周りには結構な高層ビルもあり、都会の人にとっては憩いの場所であろう。
不忍池の中に弁天島があるが、そこの弁財天を祀る弁天堂がある。そこへ行く途中に、面白いめがねの石造があったが、「徳川家康のめがねの碑」とあった。
ここの弁財天に丁寧にお参りしてきた。ここにも外国人がたくさん来ていた。
ここでお参りするときに、紐を大きく揺らせて鐘をたたいたら、大きな音が出て周りの人がびっくりしたようだった、外国人が「にやり」と私の顔を見ていた。
帰りに見たきれいなピンクの花
上野駅前の大通りに出ると、派手な赤いコミュニティーバスが走っていた。「台東区周遊バス めぐりん」と描いてあった。