ここは、古くは「剣宮(つるぎのみや)」と呼ばれ、地名「つるぎ」の由来となっているお宮さんである。紀元前95年創建と伝えられ、鶴来の集落の発生とともにこの地にあるという。
下図のように、「金劔宮」は古来より白山七社の一つに数えられていた。「白山詣」双六にも載っているところである。
拝殿は権現造銅板葺きで、入母屋造り大唐破風の向拝を張り出している。
本殿の祭神には、大国主命や大山昨命、日本武尊、菅原道真などを奉安している。丁寧にお参りしてきた。
「拝殿」、「幣殿」、「本殿」の建物
こちらの境内社は「恵比須社」で、社の右側の駒形の「夫婦円満 商売繁盛」の描かれていた立札に触ると御利益があるという。
「金劔宮」の彦火火出見命(ひこほほでみにみこと)を祀る「乙劔宮」で、金運上昇のパワースポットだという。
「金刀比羅社」は、崇神天皇を祭る金劔宮の境内社である。
左奥には護国の英霊を祀る「招魂社」など多くの境内社がある。