今回は、急用ができ「東京」へ行くことになり、日帰りで行ってきた。用事が終わった後、先日テレビで見た「昭和天皇」が皇太子時代にゴルフをした場所だという「新宿御苑」に
久しぶりに見たいと思い出かけた。グーグールマップで調べると「新宿東口」から徒歩で8分ということで、歩いて行ったが、信号などもあってか約20分以上かかってしまった。
御苑園内のマップに初夏の見どころや花木が描かれていた。「新宿門」から入り、
ここは、徳川家康の家臣・内藤氏の江戸時代の一部がルーツと言われている。明治に入り、農事試験場を経て、1906(明治39)年に皇室の庭園となり、戦後1949(昭和24)年に国民公園として一般公開されたという。園内には、風景式庭園、整形式庭園、日本庭園と異なる3つの庭園が巧みにデザインされ、明治を代表する近代庭園と言われている。広さ58.3ha,周囲3.5kmという広大な庭園である。
昼食時になったので「レストラン」で、席がいっぱいだったので弁当を買ってベンチで食べた。
風景式庭園には、広々とした芝生があり、多くの人たちがのびのびと遊んだり、シートを敷いて休憩していている人もいた。
こちらは、池の水の流れに沿って歩く、回遊式の日本庭園である。
池のほとりには「キショウブ」の花がきれいに咲いていた。
この建物は「旧御涼亭」(台湾閣)と言って、昭和天皇のご成婚を記念して、当時の台湾在住邦人の寄付により建設されたという。オレンジ色の丸瓦や先端の形状などが中国建築に倣っており、日本では数少ない本格的中国建築の一つである。
卍型の平面を持つ御休憩所になっており、柱に台湾杉、天井の鏡板に台湾扁柏や台湾絵など台湾から取り寄せた部材が多く使われている。
この建物から見える水辺の涼を楽しむ歴史的建造物である。池に後ろのこんもりした木々がきれいに映っている。
屋根裏や梁の周りの文様が面白い。設計は森山松之助である。