勝興寺 瑞龍寺見学ツアー(1)勝興寺の続きで、昼食を「金屋町」でとるということで寄った。「金屋町」は、高岡市の3つ目の「重要伝統的保存地区」に指定されているように、「さまのこ」と呼ばれる千本格子と石畳が美しいレトロなたたずまいの街並みが並んでいる。
ここに展示されていた「銅鑼」は、金沢で見た人間国宝の「宮崎寒知」作のものより、分厚そうな銅鑼で、どんな音が鳴るのだろう。
金森映井智作の梵鐘
金森映井智は、富山県在住で初の重要無形民俗文化財保持者(人間国宝)となった彫金師という。技法は鋳銅の素地に鏨や線や布目模様を彫り、そこに金や銀などをはめ込み、器の形を生かす独特の幾何学模様を施すというものである。
洒落た香炉や花器などが並べられていた。
高岡の鋳物は、前田利長が砺波郡西部から7人の鋳物師を招いて作らせたのが始まりである。それ以来、鉄の鍋・釜・鉄瓶などを生産し、高岡鋳物とは開町以来、長く鉄製品の代名詞になっている。
1847(弘化4)年の「鋳物の街」金屋町絵図あった。176年前の幕末には道路に沿って細長い店がびっしり並んでいたようだ。
こちらは、昔使っていた金属を溶かすための「溶鉱炉」か?