2024年11月5日火曜日

能登金剛・巌門

 今回は久しぶりに海を見たいと思い、また能登金剛・巌門方面は輪島や珠洲から少し離れているので、地震の影響は少ないと思い、ドライブにでかけた。












今日の海は穏やかで、広々とした海を見るのが大好きで、大自然のスケールの大きさを感じ、心もゆったりする。向こう側に見えるなだらかな陸は富来町のキャンプ地「増穂ヶ浦」の辺りであろうか?



















こちらには「巌門鷹の巣岩」と描かれた看板が掲げられていた。



















60年ほど前の学生の頃に友達と一緒に巌門に来て宿泊した記憶があるが、この辺りに他に大きな建物がなく、たぶんこの建物に泊まったのではと思う。その頃は羽咋駅まで国鉄七尾線に乗って、その後、別の電車の乗り換え「三明」まで来て、さらにバスでここまで来たことを覚えている。


















こちらの橋は、風光明媚な景観を損なわないようにデザインされた「幸せのがんもん橋」で、長さが40m、高さが30mの深い谷に架けられた吊り橋版構造を応用した新しいPC曲弦トラス橋という。橋の上から海の荒波により生み出された景観を見えるなどのフォトスポットとなっている。


















大きな岩が張り出したところには洞窟が見え、向こう側に遊覧船がこの洞窟を客に見せようと止まっているのが見えた。洞窟は日本海の荒波に浸食されてできたという。


















この辺りは、断崖絶壁と奇岩が多くあり迫力のある景観となっている。


















上の方は緑のある木々が生えているが、下の海の近くは黒ずんだごつごつした岩だけになっている。大きな洞窟には人が入れるようになっているように道が付いている。


















両側が断崖絶壁の間から滝が流れていた。
























下図のように江戸時代から有名な絶景で、あの安藤広重も版画によりこの滝の絵を描いている。




































それぞれの岩には名前が付いているが、時がたつにつれて地震などで岩の形も変わってきてしまうだろう。そういえば珠洲の観光スポットの一つの見附島「軍艦島」はすっかり形が変わってしまった。
























岩の間を歩いてみると、海の水がかなり澄んでいて、中を覗くと小さな魚が泳いでいた。


















周辺には、「日本最古の木造灯台」、「猪鼻岬」、「千畳敷岩」などもあり見どころはたくさんあるようだ。


















この岩の途中には「遭難の碑」が建てられていたが、昔から自殺者が多いことでも有名で、昭和30年代には松本清張の「ゼロの焦点」の舞台にもなった所でもある。


















ここが遊覧船の発着場で、海上からも巌門の奇岩を眺めることができる。