今年も梅雨入りし、卯辰山の花菖蒲や紫陽花がきれいに咲いているということで、また見に行った。梅雨に入ったが今のところ雨が降った日はわずかで、晴や曇りの日が多い。
この花菖蒲園は、金沢400年を記念して昭和57年に造園された。花菖蒲は、日本古来の植物で古くから梅雨に咲く花として親しまれていて、年々品種改良が進められている。その系統には江戸中期から江戸を中心に改良されたきた江戸系、伊勢松坂地方で発達した伊勢系、江戸末期に江戸の花菖蒲が熊本に運ばれて改良された肥後系と呼んでいるが、その後は、各系統間の交配を行い多種多様な花菖蒲が見られるという。
水辺には木の橋が架かり、緩やかな傾斜には段々畑になっており、階段や畑の中に歩道が付けられ、そぞろ歩きができるようになっている。しかし、以前この辺りには、花菖蒲がたくさん咲いていたが、今年は全く咲いていない。そういえば、先日の新聞に載っていたが、今年はイノシシの被害あっているという。
「アヤメ」や「ハナショブ」、「キショウブ」などの案内板があった。
この時期は街中でも多くの紫陽花があちこちで見られる。もっとも梅雨の時期に似合う花である。
以前に行った「本興寺 あじさい寺」のブログ