小松 粟津温泉（１）布橋十二ヶ滝 観音山の続きで、次に小松市の二ツ梨町にある「日本自動車博物館」にいった。
建物は明治・大正時代に流行った洋風のレンガ造りで、洒落た外観である。
建物の広い内部は３階まであり、所狭しと車が並んでおり、天井には洒落たシャンデリアが架かっていた
まずは、車の中で一番有名なクラッシックカーといえば「ロールスロイス」である。ダイアナ妃が「ロールスロイス」に乗っていてトンネル内で激突死したことでも有名である。また、私の高校時代に金沢市内のデパートに展示されていた「ロールスロイス」に同じ高校に行っいた生徒が黄色のペンキを流した事件があったことを今でも覚えている。
純金箔１０００枚コーティングの車は、金沢の仏壇店が８年かけてコーティングし、下方には友禅作家による水鳥が描かれているもので１台しかないという。
初代館長の前田彰三は、２００４年に自動車殿堂者の称号もらっている。前田彰三の肖像や思い出の写真が数々展示されていた。
前田彰三氏の書斎を再現していて、彼の愛用の品々や車に関する書籍や資料が並んでいる。
前田彰三は富山県小矢部市で生まれ、父の家業の「石原産業」を手伝いながら後に社長になり、１９７８年に小矢部市に「日本自動車博物館」で開館し、１９９５年に小松市に移転しオープンした。次回は、展示されていた懐かしい車を紹介する。
