2024年12月15日日曜日

黒部トロッコ電車(黒部渓谷鉄道)(2)

 黒部トロッコ電車(黒部渓谷鉄道)(1)の続きで、さらにトロッコ電車からの車景を見ていきます。これは「黒薙駅」をトロッコ電車が出発するところである。
























右側には黒部川に流れる小さな滝がいく筋も見える。






































川の向こう側すぐに雲がかかる高い山々がそびえている。





















こちらは「出し平ダム」で、硬い岩盤に繋がっている。
























この辺りの線路に沿って石で作られたトンネルの道が作られていた。これは、この辺りは冬になると2m以上雪が積もる所で、人が歩いて前に進めなくなる。そのためにこの石のトンネルの中を人が通るために作られたものである。通るには、ひとが背中をかがめないとだめだという。


















何か所かに空気穴がある。


















今回の最終地点の「猫又駅」に着いた。線路は単線なので、この駅で先についていたトロッコ電車が出発する。


















こちらの駅からも湖と険しい山がそびえている。



















こちらも上の方に雲がかかった高い山々の間からいく筋も滝が流れている。


















「猫又駅」で折り返しなので、少しここで停車しているので、トロッコ電車から降りてみた。トロッコ電車は「一般客車」の窓がない車両と「リラックス車」と言って窓付きの車両がある。


















こちらには「黒部川第二発電所」がある。このダムは関西電力が昭和11年に運行した。右側の赤い鉄橋は角が曲線になっている。また、右奥の岸壁は鼠でも上がらないということから「鼠返しの岸壁」と呼ばれている。左手前に見えるトラックはここまで来るにはトンネルを通ってくるしかない。


















少し赤く染まった葉から黒部川が見える。


















こちらは「出し六峰」の険しい山並みで、上部からのあちこちに流れが見える。


















こちらのトロッコが出発するころには、次のトロッコ電車が入ってきた。お客さんたちは車両がすれ違う時互いに手を振っている。この見知らぬ人とのあいさつが皆さん楽しいようである。