今回は、山中温泉の「こおろぎ橋」よりさらに奥にある「厨八十八」に泊まった。家のものは何度か来ているらしいが、私は初めてである。
館内から見えた風景で、山の上の方に大きな岩「天狗岩」があるのが見えた。
ここ「厨八十八」は、テラスの前に米を作っており、従業員一同で田植えや稲刈りを行うという。料理をする場所を意味する「厨」と米の字からとった「八十八」から付いた宿の名前という。(稲を作るのの88日かかることから)そして前面に広がる四季折々の現景色を感ずることができる場所である
続いて夕食に出てきたメニューを紹介する。北陸の秋の味覚を少しづつ味わう「八十八厨吟味懐石」で、まず「預け皿」に「秋刀魚の棒寿司」、「子持ち鮎紀州煮」、「フォアグラパイ包み」など9種類の料理と「食前酒」で乾杯
「お椀」には、「ごま豆腐」、「松茸」、「ニンジン」などのすまし
「御造り」には「甘エビ」や「ノドグロ」と3種類のタレ
「スズキ」の焼き魚と丸十のオレンジ煮
甘鯛と丸茄子の鍋仕立て 車麩やマイタケ、シメジも入っている。
コールドビーフ、和風ラタトゥイユ(フランス ニースの郷土料理)
「海老」「とうもろこし」などの揚げ物
冬瓜、ほうぼう、蟹身などの酢の物
そして秋鮭の煮込みご飯と漬物、赤だし味噌汁
デザートは抹茶ババロアにフツーツ添え
朝食は「八十八」で作った米を炊いたごはんと味噌汁と生野菜、棒葉に包まれた鮭のなべものなど