2024年5月8日水曜日

金石 輪島朝市

 今回は、地震で焼失してしまった「輪島の朝市」を応援を兼ねて再現しようということで、金沢の金石で第2回目をやるということで見たいと思い、行ってきた。第1回目は3月23日に開催されたが、何しろ物珍しさに金石の人口より多くの13,000人が来て大御繁盛だったというのを聞いていた。午前8時からオープンするということだったが、たぶん駐車場が行列で入れないと思い、10時ごろに着くようにして妻に近くで降ろしてもらうようにした。

場所は、「木挽川」が「犀川」に流れ込む付近の「金沢市漁業協同組合」の建物の所である。



















ロープが張られ誘導員が立ち並んでいて、入口に誘導された。オープンして2時間後だからかなり人が減ってしまっただろう。建物の両側に店が30店ほど並び、お客さんが輪島の特産品調べをしていた。


















店の人たちも大混雑から逃れて一服しているような感じである。かなりのものが売れてしまったと思うが、それでもまだかなりの品物があった。能登の有名な「岩ノリ」は、干したものと練り状のものが置いてあった。また、土の上に海水をまいて作る「能登の塩」も売っていた。



















輪島塗の高級そうな箸も並べられていた。


















「アジの開き」や「干しタコ」、「もずく」など輪島の海産物がたくさん並んでいる。


















「滑らない箸」として輪島うるしを塗った箸やお椀が並べられていた。


















能登で獲れるお米を使った大きな「かきもち」も食べてみたかったがやめた。


















「輪島朝市」と言えば、売り手のおばさんと買い手の値段交渉や掛け合いが面白いということを聞いている。おばちゃんの元気な声が、能登の大震災被害も吹き飛ばしたいものである。


















漆ブレスレットや漆ストラップ、漆ペンダントなどの漆アクセサリーなども並べられていた。


















隣の広場では、テントの下のテーブルに集まって、ここで買ったものをさっそく食べている人たちもいた。



















輪島のPR資料なども手に入れられる。


















舞台が作られていて、音楽演奏や子供たちの踊りなどの催しなども開かれていた。


















ステージ横にあった黒板には「輪島頑張れ」や「笑顔溢れる素敵な市場」など、いろいろなメッセージが描かれていた。


















帰りは道に迷わないよう旗が立てられ、所々に誘導員がいた。この日ばかりは金石の人たちもボランティアで忙しかったのでは。輪島朝市2回目は9,500人の人たちが来たと後で知った。今後は別の商店街にも出張する案もあるらしい。寂しくなった商店街をもう一度活気のある商店街に輪島朝市も一役かってもらいたいものだ。


















私がここで買ったもので、特に「ゆず入りのイカの塩辛」は食べるのは楽しみだ。